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1人の姫と4人の王子

第6章 誠「明結が俺の物になる話」明「双子で同じ事すんな‼︎」


誠「なぁなぁ、明結転校生とこ行こ……明結「行かない。私、気分悪いから帰る。」え、あ、え?」


さっき、あんなに色々と言ったのに何にもない顔で誠也が話しかけに来る
どうせ、あんたも雪菜の見方になるんじゃないの?


冬「明結家の鍵を渡しとくね。」

明結「いらない、自分の家に帰る。荷物は明日届けて。」


置いたばかりのカバンを持って。

入ってきたばかりの扉を開ける。



雪「あっ、明結帰るの?じゃあ、また明日」


あー、話しかけないでよ。


明結「………また今度………」

雪菜に背を向け教室を出る

ガラガラガラガラ


明結「はぁ、今から学校出ても暇だし……屋上行こ」

あそこなら外から鍵かけれるし……
誠也の時は鍵かけ忘れてたけど
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