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~恋の花が咲く場所~短編集☆彡

第10章 私の恋人は魔王☆


9月の終わり。
信長と婚約中の歌恋
今日は信長と幼馴染のひまりの元へ来ていた。
幼馴染のひまりのデザインしたドレスの試着のため、その後は久しぶりに信長の運転でドライブする事になっていた。

ひまり「待ってたよー歌恋ちゃん。」
「ひまりちゃん!」

とあるホテルの部屋。ウェディングドレスが所狭しとハンガーに掛けられている。
幼馴染の2人は学校は違えど、小さい頃からの仲良し。
去年結婚したひまりと家康の結婚式のドレスやスーツを歌恋がデザインした事もあり、今回はひまりがデザインすることになった。

ひまり「早速だけど、試着してみて。」
「うん。楽しみだな〜!ねっ、信長様!」
信長「そうだな。まっ、お前はどんなドレスを着ても似合うだろうがな・・・」
「もぅ・・・///」
ひまり「こっちがもう恥ずかしくなるからー!」

そのまま奥の試着室にひまりと歌恋が入り、しばらくすると・・・

ひまり「お待たせしました!」
「どう・・・ですかね・・・?」
信長「ほう・・・。よく似合ってる、!サイズもぴったりだな・・・。もう少し胸元が大胆な方が俺は好みだがな。」
「もう!それはダメって言ったじゃないですか!」

そんなやり取りを隣で見ながら、サプライズでもう少しドレスを手を入れようとひまりは思った。

その後、カラードレスの試着などもし、ウェディングプランナーの通称いちごちゃん(いちごや甘い物大好きだからそうあだ名を付けた)と式の打ち合わせをしホテルを後にした。

いちごちゃん「じゃ、また一週間後にお待ちしております。」
結婚式を一ヶ月半後に控え、打ち合わせやドレスの調整で準備もあり慌ただしい日々が続いていく。

「結婚式もう直ぐですね!!楽しみだな!」
信長「当たり前だ。俺とお前の結婚式だからな」
「そうですね!所で今日はどこ行くんですか?」
信長「久しぶりのデートだからな。歌恋を独り占め出来る所だ。」
ホテルの係の者が車を回して来ると、真っ赤なスポーツカーに2人は乗りあっという間にホテルから遠ざかった。


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