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~恋の花が咲く場所~短編集☆彡

第2章 短冊に込めた願い~家康編~


「俺も、愛してるよ・・・」チュっ。


優しく口付けをした後、家康は自分自身をそっと抜き、歌恋の髪の毛を掬う。

「んっ・・・・・・」

しばらくすると歌恋が目を覚ました。

「家康・・・っ///」

「そう言えば、約束忘れてないよね?」


「えっ・・・うん・・・」

どこが恥ずかしげに家康を見つめながら、起き上がり机の下に隠した紙を見せる。

「これって・・・」
家康も歌恋に向き合って紙を見る。

「3つ目の短冊のお願い事を何にしようか決められなくて・・・、でもこんなの家康に見られたら恥ずかしいし…///」


「えっ…わぁっ///」

家康が歌恋をぎゅっと抱きしめた。



「何で・・・何でそんなにあんたは可愛い事いうの・・・」


「な、なんで・・・」


抱きしめた腕を緩め、急に真剣な顔になり話を始めた。

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