• テキストサイズ

~恋の花が咲く場所~短編集☆彡

第8章 明智光秀 生誕祭~満月に願いをこめて~


設定・・・光秀とは恋仲になって二度目の誕生日の話


-- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
三成君から恋のおまじないに効くと言う本を見せて貰った事から始まった。

その本には・・・

【満月の夜に願いをかけ、好きな食べ物を我慢すると“恋人との仲が深まる“】
というおまじないを知ったのが光秀さんの誕生日の一月半のこと。
三成君に次の満月はいつかと尋ねると、ちょうど半月後になると教えてくれた。
そして、光秀さんの誕生日の一月前にその願いを掛けた。

もちろん贈り物も用意してある。
夏のはじまり、信長様が光秀さんの為に仕立るようにと用意してくれた高価で珍しい二つの反物。
でもその反物は二つで一つだと教えてくれた。
だから私に仕立てるようにと下さった。
色合いや雰囲気、光秀さんのためにあるような反物だからと。

着物を仕立てて贈るのは去年もそうした。
去年と違うのは、光秀と一緒に暮らすようになり、将来を考えてくれていること。

信長様のお許しも貰った。ただし条件としては織田家の養子になる事。
後ろ盾が何も無いより、光秀さんの仕事柄あった方がいいと言ってくださった…。
/ 282ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp