第18章 貴方のトリコ
「今日俺も城に泊まるから。」
「えっ・・・いいよ。そこまでしなくても・・・」
「ダメ。絶対無理するから。」
「うぅ・・・」
言い返せなくて、悔しくて布団を顔の半分が隠れる位に被った。
そしたら家康が耳元でそっと・・・
『治ったら沢山歌恋のこと甘やかさせて・・・』
だから早く治るように傍についてるからと・・・
「っ・・・///」
「また熱あがったんじゃないの?」
「そんな事無いもん・・・」
もぅどうして、家康はこう私がトリコになるような事しかしないんだろう・・・
そんな事を思いながら、隣には大好きな人がいる安心感と幸せを噛み締めながら熱のある身体を休めた。
endー