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~恋の花が咲く場所~短編集☆彡

第18章 貴方のトリコ


秋も深まってきたこの頃。

寒暖差についていけずに体調崩し気味だった。


「ん゛っ・・・っ、んっ」

(なんか喉が調子悪いな・・・乾燥してきたからかな・・・)


この所家康は夜遅くに帰ってきて、朝早く出掛けるためすれ違ってばかり・・・。

布団には微かに家康の温もりと香りが残り、それで1日分の充電を補う。


「家康はもう出掛けたんだ・・・」

ちょっと掠れる声でほのかに香る隣に居たはずの愛しい人の存在を確かめる。

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