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~恋の花が咲く場所~短編集☆彡

第16章 かぐや姫~家康Ver.


もちろん目が覚めた後に待ち受けるのは・・・

『えっ・・・家康・・・っん!』

「歌恋がいけない・・・、最後にあんなこといったから・・・」
『あっん、ダメ・・・そんなに激しく・・・っん』

「っ・・・また出すよ・・・っ」

『えっ・・・あん・・・らめぇーーーー』

月明かりの元で愛し合っていた二人。
何度も何度も互いを求め合い思いを全て放ち、空が白く明る頃にようやく生まれたままの姿で眠りについた二人・・・

絵本の読み聞かせはその後も続き、二人が夫婦になり、子どもが産まれた後も・・・

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

「母上!またお話読んで!」
「桜花も!」
『はいはい、今日はなんのお話にしようか?』

宝物が二人・・・
膝の上に載せて読もうとすると・・・

「なに、じゃ俺も一緒に聞こうかな。」

「父上!」
「とおたま!」


『じゃ、今日はお父様もいるから、かぐや姫にしようかな?』

「本当にその話好きだね。」

「桜花もすきー!」
「駿も!」

『はいはい、じゃ始めようか?』


忙しい合間を縫って、家族で歌恋が読む物語を聞くのが家康や歌恋にとっての幸せな時間となっていた。

―終―

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