第16章 かぐや姫~家康Ver.
『ダメ・・・』
『えっ・・・///』
『もう少しこのままでいて。』
しばらくするとこれ以上、このまま夜風にあたりながら風邪をひくといけないからと横抱きにされ、そのまま部屋の褥へと連れていかれ・・・
トスンー
『どうしたの・・・?家康・・・///』
褥へと寝かされた歌恋の顔を家康の腕で固定され、視線と視線が合い目を逸らすことも出来ずにいた。
「月に照らされた歌恋が綺麗すぎて・・・」
『えっ・・・////』
―月に連れていかれるんじゃないかと心配にになったー
そんな事を言われキョトンとなるも家康を安心させるためにと言った言葉。
『私はどこも行かないよ。ずっと家康の傍にいるって約束したから・・・ねっ?』
ふと、猫っ毛のその髪を一掬いし頬に触れると狐につままれたような表情をし、『っ・・・その顔反則。』と一言言い終わると熱い口付けが交わされた。
『えっ・・・?!んっ・・・・・・・・・!!』
上から自分を見つめていた家康に向かって安心させるように言ったはずが、煽る形になってしまい・・・
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『ふぁっ、家康・・・そんなにそこばかり・・・んっ!』
熱い口付けを合図に始まったヒメゴト・・・