第3章 短冊に込めた願い~秀吉編~
それを、見てようやく秀吉が口を開いた。
「悪い…歌恋・・・なんか襲ったみたいになって…」
秀吉は妾の話を聞かれた事、その後化粧をして政宗の所へ行き、楽しそうに話している姿を見て嫉妬や焦りを感じた事を素直に話した。
「ううん…私も最後まで話を聞かずに逃げるように出ていったのが悪いんだし…。」
「化粧をしたのは秀吉さんにその…飽きられないように見た目から変えようと思って…、政宗の所へは七夕の時の料理の事で話をしに行ったんだけど、結局秀吉さんの好きなものとかを教えて貰ってたんだ…。」
ここでは料理も掃除も自分ではやらないし、秀吉の仕事を手伝える理由でもないから、できる所からやってみよう!と思ったと話すと…
「歌恋っ!お前はやっぱり俺の最高の妻だ!」
ガバッといきなり抱きつき、顔を見る。
「秀吉・・・さん…。」
「んっ…」
今度は1度見つめあってからさっきとは違ういつもの優しくてあったかい口付けを交わした。
「お前をものすごく甘やかしたいがいいか?」
熱ぽい瞳で秀吉に見つめられ恥ずかしくなったが、同じように自分の瞳も熱ぽいのが秀吉の瞳に写り、秀吉の耳元で囁くように
「もちろん、秀吉さんに甘やかされたいです///」
その言葉が合図になり、そのまま秀吉は自身のいきり立つものを蜜壷へと入れ、一つになった。
「あっん、秀吉さん…」
「歌恋…」
そのまま今の思いをぶつけるかのように奥へ奥へと付いた。
「あっ、あっ、んふ、、」
パンパンと肌と肌がぶつかる音が部屋へと響き、お互い絶頂が近い事を知らせるかのように聞こえた。
「くっ・・・歌恋…」
「あっん、んっ、ひ、でよし…さん…あぁぁぁ。」
「あぁ、あん、んっ…あぁ」
歌恋の上に覆いかぶさるようになり、最後の追い込みを掛け、奥へ奥へと熱を放った。