第2章 Destiny2
女はニコリと微笑んで言う。
この女は赤髪海賊団だと知って乗り込んできたのか?
確かに戦闘の意思は無いのか、彼女の手に武器も無ければ
それを携えている訳でもない。
つまり見るからに丸腰。
だが、只者じゃないのは一目瞭然だ。
シャンクスは先程から彼女を見ていて、微かな違和感を感じていた。
(こいつ…初めて会った気がしないのは何故だ…?)
「…俺達を知っているのか?お前……何者だ?」
スッと臨戦態勢のクルーたちの前に手を出し、
武器を下げるよう促しながらシャンクスは再度問うた。
『申し遅れてごめんなさい?私は…ハーティリー・イナギ…久しぶりね?シャンクス…!』
そう名乗った瞬間
シャンクスが目を見開き驚いた表情になる。
「イナギ…だと…?」
そうよ。と笑顔で頷き答えた。
そんな2人のやり取りを呆然とクルーたちは見ていた。