第6章 愛のあるセックス

曝け出されたそこは、湧き水の如く愛液が溢れ出している。


「ふぅ……」
「ひゃっ！！」



息を吹きかけてみれば、腰をビクッとさせる紗奈。


「紗奈って……敏感？？」


これだけ濡れやすいのならそうなのだろうと思い訊ねてみれば、意外な答えが返ってくる。



「不感症……って言われた……」
「は？」



いや、逆だろ？
そう思っていると紗奈が続ける。


「あの人に何されても気持ち悪いだけで……全然気持ちよくならないし、痛いだけ……」
「でも、今はこんなに濡れてる……」
「孝支に触られると、背中がゾクゾクして……お腹がムズムズして、変な感じなの」
「俺……紗奈をちゃんと満足させてあげれてる？」
「……凄く、満足……してる」


寝転ぶ紗奈に覆いかぶさり、再びキスをする。
今度は深いやつ。


お互いの舌を絡め合い、呼吸が乱れても求めあった。


キスってこんなに気持ちいいんだと、初めてしった。
俺の肉棒ははち切れそうな程に硬さを取り戻していた。