第6章 愛のあるセックス
「紗奈……俺、紗奈のナカに、入れたい」
真っ直ぐに紗奈の瞳を見つめ、告げた。
紗奈は、少し驚いたような表情をしたが、頬を赤くしながら答えた。
「私も、孝支と一つになりたい」
俺はバックの中からいつかのために、と大地から貰ったゴムを取り出した。
紗奈に背を向け、コソコソとゴムを装着する。
背中に刺さる視線がなんだか恥ずかしい。
ゴムを付け終え、ベッドに向かい改めて紗奈に向き直る。
「ほんとに、いいのか?」
「……うん」
潤んだ瞳が可愛くて、再びキスをする。
閉じた唇をノックすれば、ゆっくりと入口が開いていく。
隙間に舌をねじ込み、紗奈の舌を絡めとりお互いの唾液が混ざり合う程に求め合う。
片方の手を胸に伸ばせば、紗奈の口からはふっと吐息が漏れる。
柔らかい弾力を楽しみつつ、硬く主張を続ける乳首をつまみ上げれば甘い声が吐息に混ざる。
しばらく紗奈を堪能し、空いた方の手で閉ざされたソコに手を伸ばせば、トロットロに愛液が溢れ出している。