第6章 愛のあるセックス
俺はなんだか嬉しくて、紗奈をぎゅーっと抱き締めてキスをした。
「こ、孝支??」
「ぁ、ごめん。でも……なんか嬉しくて、つい」
紗奈は首を傾げながら俺を見てる。
「紗奈が初めて気持ちよくイカせてあげれたのが嬉しくて、ってこと」
そう言うと、紗奈の顔が一気に赤くなる。
「こ、孝支のバカっ!!」
「なんでだし!」
「そんな……恥ずかしいこと、素直に言われたら……恥ずかしい…………」
最後はほとんど聞こえないくらい小さな声で、そんな仕草がまた可愛くて再びキスをした。
「ほんと、お前可愛すぎるべ??」
「…………ばか……」
紗奈は真っ赤な顔でそう呟いた。