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色々彼氏 。【短編集】
第67章 【妖怪】×【秘密のある少女】
私の欲しいものよりも、まずはお礼に何が出来るかだ。
大切なものを一緒に探して見つけてくれたから、
ちゃんとお礼しなくちゃ気が済まない。
そういう所が少し頑固だって自覚はある。
「お礼…君さえ良ければ、
明日からしばらく毎日会いに来てくれないかな?」
「それでいいんですか?」
毎日会いに行くなんて簡単なことでいいのかな?
「うん。それが嬉しいから。」
そう言って笑ったその人に少しドキッとしたのは秘密。
そうして私は、毎日ここへ会いに来ることになった。
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