• テキストサイズ

色々彼氏 。【短編集】

第67章 【妖怪】×【秘密のある少女】


私の欲しいものよりも、まずはお礼に何が出来るかだ。

大切なものを一緒に探して見つけてくれたから、
ちゃんとお礼しなくちゃ気が済まない。

そういう所が少し頑固だって自覚はある。

「お礼…君さえ良ければ、
明日からしばらく毎日会いに来てくれないかな?」
「それでいいんですか?」

毎日会いに行くなんて簡単なことでいいのかな?

「うん。それが嬉しいから。」

そう言って笑ったその人に少しドキッとしたのは秘密。
そうして私は、毎日ここへ会いに来ることになった。
/ 265ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp