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Luce e Concerto di neve【復活】

第9章 Giorni di scuola


「ちょっと何なんですか!?雪姫さんを離して下さい!」

「は?」

「「ひっ…」」

「ちょっと遊ぼうって言っただけなのにコイツが鏡見て出直して来いとか言うからだろ?」



だって本当の事だもの。こんな怖そうな人達と遊ぶなんて無理にも程があるし一体どんな遊びだって言うの。どうせ変な遊びしかしないくせに。



-ぐいっ-



「きゃあ!?」

「やめて下さいっ!」



乱暴な手が二人の肩を掴む。こんな事されて女の子らしくお上品に、なんて出来る訳が無い。



-がっ-



「ぐあっ!?」

「「………?」」





※※※





一瞬だった。羽交い締めにされてた雪姫先輩はスルりと抜け出すと一瞬で数名の男を地に這いつくばらせた。何が起きたのかは全然分からなかった。



『大丈夫?二人共』

「は…はひ…一体何が…」

「あれ?皆どうして地面に…」

『寝てるだけだよ!きっと沢田達が眠り粉でも蒔いたんじゃないかな?』

一同「!?」

『ね?』



とまるで俺達が助けた様な振りをする。



「はひっ!?ツナさん達いらっしゃったんですか!?」

「有難う、皆」

「いや…俺達は…」

『じゃあ男子、ちゃんとこの二人を家まで送ってあげてね』

「えっ!?あの…」

『御免ね二人共。また今度デートしよう』

「「はい」」



そう言い残して足早にこの場から立ち去る。一体何だったんだろう。





※※※





生徒が寝静まった部屋で自らもハンモックに寝転がりながら小さな灯りを灯して書類に目を通すのは、クルンとしたもみあげがチャームポイントの赤ん坊。黄色いおしゃぶりを胸に付けたアルコバレーノ。



「茅川 雪姫………」



十年前程前に強盗によって家族を惨殺される。その後、祖母に引き取られ、その祖母は二年半前に病気によって他界。



「しかし惨殺時、姉の遺体だけ見付からず」



その惨殺事件は書類上、強盗とされてるが何らかのマフィアの可能性が高い。何が狙われたのかは不明。祖母の名は茅川 雪美。歴代四代目にして…



「ボンゴレⅧ世の世代の………雪の守護者」




















→To Be Continued.

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