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Luce e Concerto di neve【復活】

第4章 VARIA


『自分で言うのも変ですが多分そこそこ強いですよ』

「ほう…」

『あー、でもお付き合いはしっかりと体調回復した後じゃないとしませんよ』

「………ちっ」



と舌打ちされましてもアタシは医者だから患者の健康第一だし。あーもーそんなに睨まないでよ。薬はしっかり飲んでもらう為にアルコール摂取を少しの量ならと譲歩してあげたんだから。



「じゃあ趣味は?」

『薬剤の調合と………料理』



-ガシャン-



これまた意外だったのか何人かがフォークを落とす。



『失礼な人達ですね。こう見えて三年くらい普通の女の子として生活してたんですよ、料理くらい出来ます』



それよりずっと前から…子供の頃から料理は得意だったけども。それにお酒だって料理には必須なんだから。





※※※





「部屋の事はオカマに任せて明日の任務はベル、マーモン、レヴィそれぞれで当たれ」

「あら…スっ君は?」

「俺と舞姫はフランスに舞姫の私物を取りに行く」

「何それずっりー!しかもサラッと名前呼び!」

「レヴィは色々と危ねぇし赤ん坊と王子が荷物運びなんて出来ねぇだろォ!?」

「………出来るし」

「僕は出来ないよ」

「俺が危険とはどう言う事だ!!!」



-ガッシャーン-

-パリーン-

-ベチャッ-



あー行儀悪い。食事くらい静かに摂れないのかしら。あぁ…でも………騒々しいけどこの賑やかさは嫌いじゃない。



『ふふっ』

一同「?」

『何か幼稚園みたい』

一同(この状況を幼稚園と言える器の広さ…)



と思えばこの状況に寛大になれる。



「ねーねー、王子も名前で呼んでいい?」

『勿論…ってゆーか誰が命名したか分からない通り名で呼ばれるより名前で呼んでくれた方が嬉しいかな』



-きゅーん-



「舞姫この後、僕が邸内を案内してあげるよ」

「なぬっ!?それはこの俺が…!」

「むっつりエロ親父は黙ってろって」



-わちゃわちゃ-



『………』



うん。やっぱり幼稚園だ。




















→To Be Continued.
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