第8章 通じ合った2人が願う事。※R18
歌恋の中へと熱を放つと、絶頂へともっていかれ、歌恋は意識を失った。
しばらくして目が覚めると信長は自身を歌恋から抜かずにそのままでいた。
「お前の中は気持ち良すぎて、俺が持たん。」
「ふふっ、信長様が優しくして下るからですよ・・・。」
隣で寝起きながらもそういいはにかむ姿に信長自身がまた熱を帯びてきた。
「信長様…、また熱を帯びてきましたね…。」
「お前がそのような愛らしい顔をするからだ・・・」
「戦が終わり、落ち着いたら祝言を挙げよう。」
「えっ?…本当・・・ですか?」
「あぁ、俺はもうお前を手放せなくなった」
「だからお前とこの先もずっと一緒にいたいと願うのはダメか…?」
涙を目にいっぱい浮かべながら首を横に振る。
「そんな事…あり…ませんよ…。私も信長様しか愛せないですから…」
信長はそのままもう一度歌恋を夜の空が白むまで抱き続けた。