第23章 安土城の夏休み~in温泉
(お前のその愛らしい姿、感じ乱れる姿をもっと見たいと思うのはもう中毒に近いのかもしれないな・・・)
信長は目の前で怒りながらも実際はそんな事思っていない歌恋の姿を見ながら心の中で思った。
歌恋の呼吸が落ち着くと信長は歌恋の蜜壷に指を一本入れた。
―クチャ
「んっあ・・・」
信長の指に蜜が絡みつき、更に二本目を入れ中で指を動かしていく。
それと同時に、蜜壷のすぐ上にある秘密の花園の蕾を舌で一枚ずつ花弁を捲るように触れて行った。
「あぁっ!ダメ・・・、そこ・・・、んっ、おかしくなっちゃうっ!」
信長は歌恋の逝く姿を下から覗き込むように見つめていた。
「はぁ、はぁ・・・」
「相変わらずお前は果てる姿も愛らしいな・・・」
指を蜜壷を抜き、肩で息をする歌恋を見つめて言った。
(そろそろ俺も限界だ・・・。もう少し歌恋の身体を弄んでいたかったがな・・・)
信長は着ていた浴衣を脱ぎ、生まれたままの姿になった。
(相変わらず逞しい身体だなぁ・・・信長様の身体・・・。)
程よく筋肉が付き、厚い胸板、大きく骨ばった指、確かにこの手で何人もの命を奪ったかもしれないが、それでも自分に対しては誰よりも優しく、繊細に扱うその手、その一つ一つのどれもが歌恋にとっては愛しいと思っていた。