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イケメン戦国~あなたに恋して~

第21章 武将達のお守り日記*番外編*


〈政宗視点〉

三成と家康で舞桜を広間に連れてくることにはなっていたが、目覚めた時に母を求めて泣かれたりしないか不安だった。

だから歌恋に聞いて舞桜の好きな物をまずは朝餉で用意した。

小さなおむすびをいくつか作って、花のように並べたり、鞠生を使ってお吸い物を作ったり、京から仕入れた野菜を使って食べやすいものを作ったりと至れり尽せりな程に用意した。

「おぉ、舞桜起きてたのか!泣かないでこれて偉いな!」
三成に抱き抱えられた舞桜に目線を合わせ、頭を撫でて褒めると舞桜も嬉しそうな顔した。

「ましゃ(むね)ー」


「おぉ、くるか!」

「それ!高いだろう!」

「きゃはは!」

高い高いをしてもらいご機嫌の舞桜。

まさかこの後から凄まじい嵐になるとは誰も思わなかった…
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