第18章 新たな生命の誕生~幸せな日常~
祝言を挙げてから信長は更に忙しく政務をこなしていた。
また、祝言を挙げた事を聞いた大名などが祝いの挨拶をしにくる大名などがひっきりなしに来ていた。
本来であれば妻となった歌恋も一緒ですね同席するところだが、
「もうそろそろ産まれてもおかしくないから、無理はさせないでくださいよ。」と家康から言われたため、今は天主で過ごすようにしている。
『信長様・・・、この度は祝言を挙げられたと聞き、お祝いを申し上げに参りました。』
(今日はこの大名で4人目だ。)
『お美しい奥方さまだと聞き、一目お会いできればと・・・』
(半分以上は歌恋見たさに来る。)
『妻はもうすぐ子が産まれるためここにはおらん。』
信長が肘掛に身体を寄りかからせて、上座から話す。
この後も3人挨拶に訪れ、信長はだんだんと不機嫌になった。