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イケメン戦国~あなたに恋して~

第16章 届けこの思い~幸せはすぐそこに~


時は春3月。
お腹も大分でてきて身動きも中々撮りづらくなる中、毎日のように本能寺跡まで散歩がてらと通った。

それは・・・

少し前の事。本能寺跡の石碑がある場所で道路工事が行われた。
石碑の周りも少し掘ると石碑の真下に何かが埋まっていたとニュースになった。

研究の結果それは織田信長が妻にあてた手紙とされ、
それには・・・
【あえない三月の間でも毎日愛しい妻のことを思う。戻って来ることが出来たならば祝言をあげ、愛しい妻と子どものそばにいると約束しよう】そのような事が書かれていたと。
一部が読めない為に、どの妻にあてたのか不明だが、はっきりと織田信長とだけは書かれていた。


歌恋の中で、きっと自分に書いてくれた物だと確信した。

だからこそ、三ヶ月後の日に必ずあなたの元へ戻ります…と毎日石碑に向かって心の中で話しかけていた。



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