第10章 僅かな変化~身体と、時と、心~
「みんな頑張ってありがとう!」
自分を受け入れてくれた事。みんなの優しさが歌恋は心から嬉しくありがたかった。
政宗「しかし、どっちが産まれるんだろうなー」
三成「きっと歌恋様に似て可愛らしい姫様が産まれるのでは無いですかね!」
家康「信長様に似たらめんどくさそう。」
秀吉「お館様に似た男かもしれんぞ!」
光秀「歌恋に似た姫が産まれたらお館様は手放さないだろう。」
全員「たしかに。」
「みんな喜んでくれてよかったですね!」
満面の笑みで信長を見つめた。
「当たり前だ。俺とお前の子どもだ。」
「祝言は京都にするか?」
「あそこなら桜が綺麗に桜場所が多い。お前にも見せてやる」
「はい。ありがとうございます。楽しみですね!」
「今日の夜は久しぶりにお前に触れたい。起きて待っていられるか?」
「はい///わかりました。」
少し照れくさいがこうやって素直に愛を伝えてくれる信長が日を増すことに愛しい気持ちがどんどんと大きくなっていた。
(絶対にこの子は私が守る。そして信長様も。)
心の中で決意をした。