第6章 6.はじめまして
二宮「いいですけど、そっちは?」
松本先生とその子が近づいてくると、
二宮くんはサッサと話を始めた。
松本「いいよな?ひかるちゃーん」
なんて冗談ぽく松本先生が顔を覗くと、
その子はペシッと先生を頬を叩いた。
わぁお、エクセレント!(笑)
松本「っ……痛いわ、アホ
っつーことで、よろしく頼むわ」
光「別に頼んでないし!」
松本「んとに……素直じゃねぇのな」
なんか松本先生とひかるちゃんは、
他の関係とは違うような感じに見えた。
『ぁ……の……ひかるちゃんって言うの?』
光「え、あ、そう。あなたは?」
『あ、えっと……』
光「ふーん、よろしく」
光ちゃんの黒髪はすごく綺麗で、
ちゃんと手入れをしてるんだなって
女の私でも見とれるほど艶があった。
それに目も鼻もスッとして綺麗
『好き』
光「は?」
二宮「ごめんなさいね、この子変なの
悪い子じゃないんですけどねぇ」
つい光ちゃんが綺麗すぎて出てしまった。
光「あなた、二宮でしょ?」
二宮「はぁ……そうですけども」
光ちゃんが指を指して二宮くんにそう言う
光「イケメンが来たって女子が
バカみたいに騒いでると思ったら……
こーんな色白のヒョロ男だったんだ。」
光ちゃん、それはまずいと思います。
二宮くんって結構、そういうの……
二宮「あんたの好きな男も、
だいぶ色白ですけど…どうなのよ」
ほらぁ、受けてたつタイプですから。
光「っ……///」
二宮「顔真っ赤ですよ?光ちゃん」
二人のバトルが始まりそうです。