• テキストサイズ

星に願いを

第6章 6.はじめまして




松本「っつーことで、
来週は絆を深める的な遠足いきまーす」


松本先生が半笑いで言ったその言葉は
クラスの空気を少しだけ変化させて、



松本「はぁ?動物園?くっせぇじゃん」


松本先生は遠足のしおりを見て、
急に紙に対して暴言を吐き出した。



動物園……よく行ったな



なんて智くんとに決まってる。
よく、智くんに似てる猿を見つけて、
笑ってたら怒られたっけなぁ……





二宮「んで、あなた聞いてんの?」

『…………え?ん?』

二宮「はぁ……だから遠足のメンバー!
4人グループ作らないとダメなの」

『は、はぁ……そうだよね』

二宮「んで?俺とあなたと……あとは?」





あ、今、心がポワッてした。
なんか……二宮くんが自然と私を入れてて
心が嬉しいって言った気がした。





松本「そこ、メンバーいねぇなら
この寂しい狼ちゃんいれてあげてよ」



松本先生の声は私と二宮くんへの声で、

きっとその狼ちゃんとやらは
松本先生の隣にいる"黒髪少女"のことで



/ 101ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp