• テキストサイズ

星に願いを

第4章 4.子離れの時期




翔「ちゃんとこ行くの?」

「いんや、監視」

翔「それはストーカーってやつだよ」

「親としての役目」



なんて言いながら弁当を持って、
翔ちゃんといつもの屋上に行ってみる。



もしオイラが行かなかったとしたら、

はどうなんのかな?ってさ、
授業中ずっと考えてたの。





翔「え、この体勢で見んの?!
絶対ストーカーと同じレベルだよ!」

「翔ちゃん、うっさい」



まぁ、確かにねぇ。
屋上のドアの隙間から見んのは反則?


っつーか、二宮くんと食ってんの?




翔「なんか、楽しそうだよ?」

「口にガムテープ貼り付けるよ」

翔「ごめんなさい」




翔ちゃんの言う通り、
なんか楽しそうに食べてやんの。

オイラがいなくても平気ってことね





翔「あ、イヤホン2人で使ってる
いいなぁ、あーいうの憧れるよねぇって

智くん?どうしたの?帰るの?もう」




翔ちゃんがペチャクチャ乙女みたいな
発言をしてる間に階段を下りてる俺



「ん、もう、いいや」

翔「智くん?」

「もうさ、そろそろ……子離れしなきゃね」




/ 101ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp