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星に願いを

第4章 4.子離れの時期





翔「ん~…智くん
それってなんか気持ち悪いよ」

「……気持ち悪い言うな、翔ちゃん」



教室に入ると翔ちゃんがオイラの話を
聞いて気持ち悪いとか何とか言ってる。





翔「智くん、モテんだしさ?
彼女でも作っちゃえば?したら気にしないよ
ちゃんだって可愛いしさ?」


「……翔ちゃん、嫌い」

翔「んな"っ……なんですと?!」



うん。翔ちゃんはおもしろい
いろんな反応してくれるからね。




「オイラに彼女できたらさ、
たぶん泣くよ?あの子」

翔「……泣かないかもよ?」

「翔ちゃんのアホ」

翔「っ……アホ?!」





絶対、泣くと思うんだよね。

っつーか、泣くよねぇ





翔「智くんが泣いてほしいんでしょ?」





「翔ちゃん、黙ってて」





いや、当たってんのか?

もう、よくわかんねぇや。

でも、どっちにしてもさ


そのとき、この関係は崩れる気がすんだ。





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