第3章 3.好き嫌い
あれ?これ……気まずい感じ?
なんか……変な空気が……流れてる?
智「、お友達はできたぁ?」
『え?あ、う、うん。二宮くん!ね?』
二宮くんの顔を覗くと、
なんか黙々とサンドイッチを食べてる。
智「……やっぱり、それが友達なのねぇ」
翔「智くん、それとか言わないの!
ごめんね?悪い人じゃないから…この人」
なんて爽やかにフォローするのは、
智くんの大好きな親友"翔くん"
『二宮くん、機嫌直してよ。ね?』
二宮「別に元々このテンションだから
お構い無く。あ、さっきのキャンディ」
『え、あ、ないよ。もう』
二宮くんの求めるキャンディは、
もうポケットから1つもなく……
智「、キャンディって
なに……二宮くんにあげたの?」
『え?う、うん。
ほしいっていうからね?ダメだった?』
智「ん?いや、なわけねぇでしょ?
の自由だもん」
ちょっとだけだけど、
智くんの顔が悲しい顔になった気がした