第3章 3.好き嫌い
二宮「は?お昼も食べんの?」
『うん。だって友達だもん』
二宮「……それはさ、え?恋人じゃない?」
『え、そうなの?』
ただいま、二宮くんと討論中
議題は【お弁当は一緒に食べるのか】
二宮「嫌だよ、絶対
なんで昼も面倒なのといるわけ?パス」
『面倒なのって……って!』
ガラガラ……
智「~」
その、ふわってした声は、
きっと……いや、絶対そうだ。
『智くん!』
智「ふふ、ごはん食べよ?」
『うん!』
二宮「は?俺はどうなんのよ」
二宮くんはやっぱり素直じゃない
『来たらいいじゃん』