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怠惰症候群

第3章 雪解け


香苗が椅子に崩れ落ちた。
「分かってる。違う。本当は・・・。」
顔が俯く。
「本当は・・・自分から抱かれに行ってるの。」
すでに泣き腫らした目が揺れた。
「愛とセックスは同義だって思ってるのはあたし。」
啓太の視界も揺れた。
「愛されたかった・・・。」
声が消える。


「1人はもうやだよ・・・。」
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