rain of fondness【黒バス/ナッシュ】
第8章 rain of fondnessⅢ-2
「な・・ナッシュ・・・あ、・・・ッは、んん・・・!」
「ん・・・」
「っ・・・や、・・・」
絶え間なく続けてきた舌での愛撫。
陽物による膣への攻め。
それらにようやく終止符を打ったナッシュは、前屈させたまま擦り寄っていた名無しを抱き起こし、再びベンチに、本来の用途どおり座った。
無論、名無しは繋がったまま・・・彼女を自らに跨らせた状態で、座位の体勢を作ったのだ。
目の前に来た胸を弄り、舐め、今度はゆっくりと焦らす様に腰を蠢かす。
騎乗時に比べ鈍い快楽が陰部を襲い、そこに焦燥感を添え味わわせてくるナッシュが、名無しにはどうあがいても確信犯に思えて仕方なかった。
そんな生ぬるい愛撫ではもう、欲しいものは得難いというのに――。
名無しは自然と気が付けば自ら、くびれた腰を動かしていた。
「はぁ・・、あっ・・・ふ、ッ・・」
「フフッ・・・最高だな・・そんな激しく、ん・・・腰振ってよ・・」
「ッ・・・あ、・・んぁ・・・ナッシュ・・・」
「んー?・・・なんだ・・・キモチイイのか?」
「っも・・・、きもちい・・イッちゃう・・・また・・、あたるの・・・ナッシュの、おく・・・ッ」
「ハッ・・・達けよほら。見ててやるよ・・その方がおまえはコーフンするだろう?・・・名無し」
「――・・ッ・・・・あ、・・っイク・・いく・・・――ッ!!」