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rain of fondness【黒バス/ナッシュ】

第45章 undress yourself.



「好い……、ナッシュ…はぁ……ッ」

「まったく……チョロいな、おまえは…もうちょっと嫌がってみせろよ」

「ッ……むり…」

「、……ハッ…だよな。素直なこった……ならオレも素直になってみるか…、ほら……キス」




名無しの嬌声に割って入る、ベッドの四脚の軋みを少し恨めしく思う。
致し方ないことと云うのはよく分かっている……どう考えても原因は自分にあったからだ。

恐らくは誰とも揺らしたことのない筈の、女性もののシングルベッド。

ナッシュはたった今恨めしいと感じたそのベッドに矛盾を自覚しつつ、感謝の意も持っていた。

セックスの激しさに耐えてくれている面では、単純に有難かったのだ。


「……ん!んん……ちゅ…は、ぁ…ナッシュ……?あ……激…し…ッ」

「ナカに出すぜ……ん…名無し?――……」

「……!!ナ……ッ、あ…――ッ」



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