第9章 桜の樹の下で 加州清光②※R18
「ひゅうが、俺の全部をあげる。今もこれからも、俺の全てひゅうがに……っ」
「あっ、清光……んぁっ」
ぐちゅぐちゅと繋がった部分から淫猥な音が聞こえ、ひゅうがは快楽に身を委ねていく。
「はあぁ……んんっ!」
幾度も内壁を擦り上げられた後、身体に力が入り、加州の雄芯を強く咥えたまま膣内に快感が走り抜けた。
波打つ内壁が加州の熱にさらに絡み、高みへと誘いこんでゆく。
加州はその気持ち良さに顔をしかめると、びくびくと痙攣する膣内をさらに激しく擦り上げた。
「……っ、ひゅうが……っ」
ひゅうがの腰をぐっと自分の方へと引き寄せると、ひゅうがの膣内に熱く白い蜜を注ぎ込む。
ひゅうがは中で加州の雄芯がどくどくと脈打つのを感じながら、加州の身体を抱き締めた。
「……ひゅうが」
一滴残らずひゅうがに注ぎ込もうと、何度か腰を動かした後、加州が自身を引き抜こうと身体を離そうとする。
だがひゅうがはそれを制するかのように加州を強く抱き締めた。
「まだ……だめ。まだこうしてたい……」
「……っ、ひゅうが、可愛いすぎ」
加州はひゅうがの頰に手を当てると、彼女の額に口付けた。
そのまま加州はひゅうがの頭や背中をよしよしと撫でる。
ひゅうがは加州の身体を再び抱き締めると、まどろむように目を閉じた。