第9章 桜の樹の下で 加州清光②※R18
首筋を強く吸われ、ひゅうがは思わず身体を強張らせた。
加州はひゅうがを木に寄りかからせると、加州はまたひゅうがに口付けた。
「ん……っ!」
「ひゅうがを独り占めしたい。ひゅうがの全部、俺だけのものにしたい……」
加州の手がひゅうがの胸に添えられ、その膨らみを包み込むように優しく揉み上げた。
「あ……、んんっ」
「ひゅうが……」
愛おしげにひゅうがの名を耳元で囁くと、加州の胸を揉む手が次第に荒々しくなり、衣服越しに胸の先端を指先で何度も撫でた。
布越しに与えられる刺激に胸の頂きは硬く尖り、加州はそれを探るように指先でくりくりと捏ねると、ひゅうがは甘い吐息を漏らしながら身体をくねらせた。
「やっ……あ……ぁ」
ひゅうがは堪らずしゃがみ込みそうになるが、彼女の足の間に入り込む加州の膝がそれを許さない。
そればかりか、加州は膝頭を彼女の秘部にぐりぐりと押しつけた。
「んんっ、あぁ……ふっ」
あまりの刺激にひゅうがは身体を震わせた。
膝頭でさらに秘部を圧迫すると、加州はひゅうがの襟元に手を掛け強引に胸元をはだけさせる。
「…………っ」
さらけ出された胸が外気に触れ、胸の頂きにある赤い蕾は触れてと言わんばかりにツンと尖らせていた。