第7章 歩く姿は百合の花 へし切長谷部※R18
長谷部はひゅうがの帯を緩め、着物を脱がすと、ひゅうがは襦袢だけの姿になる。
この後は白衣と緋袴を着せるのだが、長谷部は襦袢をも脱がせようと腰紐に手を掛ける。
「長谷部、襦袢は着替えない」
「……ご冗談を、こうされるのを期待していたのでは?」
長谷部はしれっとした顔で襦袢を脱がし、ひゅうがの肌を露わにさせる。
彼女の豊かな乳房が外気にさらされ、長谷部は感嘆の吐息を漏らす。
「嫌でしたら、何もしません。主の思うままに」
「…………」
ひゅうがは黙ったまま顔を背けると、長谷部はふっと笑い、彼女の乳房に触れる。
長谷部がやんわりと両手で包み込み、その感触を堪能するように、ゆっくりと揉みあげた。
「ん……っ」
「主、少しお痩せになりましたか、ですが……柔らかく手に吸い付くような肌触りは変わりませんね」
ゆっくり撫で回しては、荒々しく下から持ち上げるように揉みしだいていく。
胸の頂きにある赤い蕾を指先で刺激すれば、ツンと硬く尖り、ひゅうがは甘い吐息を漏らす。
「は……んっ、ぁっ……」
「ここは、赤くて……美味しそうですね」
胸の頂きを口に含み、長谷部の舌が蕾を捉える。
舌先が尖りに触れては、歯で軽く噛まれ、ひゅうがはびくびくと身体を震わせた。
「相変わらず、感じやすい……」
チュッと蕾に口付けると、長谷部の柔らかな唇が蕾を挟み、強く吸い上げた。
もう片方の乳房は弧を描くように揉まれては、指先でくりくりと弄られる。
「んんっ……、やっ……さっきから胸ばっかり……ぁっ」
「胸を弄られるのはお嫌いでしたか?」
長谷部が乳房を愛撫するたび、ひゅうがは身体が疼き、無意識に腿を擦り合わせていた。
「命じて下さい。主が望むならば、なんでもして差し上げましょう」
「……下も、触って」
顔を赤らめながら、小さな声で長谷部におねだりするひゅうが。
「主の命とあらば……」
長谷部はひゅうがの手の甲に口付けると、上着を脱いで床に敷き、そこへひゅうがを寝かせた。