第6章 座れば牡丹 歌仙兼定※R18

歌仙の雄芯がぐちゅぐちゅと内壁を擦り、再奥を貫く。
激しく腰を打ち付ける度に、ひゅうがの豊かな胸が揺れ、歌仙をさらに煽る。

片手で乳房を鷲掴むと、硬く尖る胸の蕾を指先で撫でる。
弧を描くように揉みしだき、くりくりと蕾を弄れば、ひゅうがは甘い声を漏らす。

「は……っ、んんっ、ああっ、歌仙……っ」

ひゅうがは手を伸ばし、歌仙に縋りつく。

「僕だけの主でいてほしいとは言わない。ただ、今夜だけは僕だけを……君を僕で満たしてしまいたい」

「ん……あぁっ」

「ここがいいのかい？」

ひゅうがの感じるところを見つけ、歌仙はそこばかりを攻め立てる。
ひゅうがは呼吸を乱し、ただ快楽に喘いだ。

「歌仙……、もう、わたし……」

もっと気持ち良くなりたいと言っているかのように、ひゅうがの腰は揺れる。

「本当に君は……どこまで僕を煽るんだい」

さらに激しく奥を突くと、花芽を指で撫でる。
外と中の両方から攻められ、あまりの気持ち良さにひゅうがは身体を反り返らせた。

「あああ……っ、それだめぇ……んん」

ぐちゅぐちゅと厭らしく響く水音が、ひゅうがの耳を犯し、彼女を快楽の高みへと追い詰める。

「主、今夜の君は最高に淫靡で美しい。ずっとその姿を見ていたいが、そろそろ僕も限界だよ……」

歌仙はひゅうがの腰を掴むと、彼女の中を擦り付けるように腰を揺らした。

「もう……、いっちゃ……、ああぁっ」

ひゅうがの身体に快楽の波が押し寄せ、激しい悦に全身を震わせると、ひときわ甘い声で鳴き、絶頂を迎えた。

先に達したひゅうがの内壁はビクビクと波打ち、歌仙の雄芯を締めつける。

「主は随分といやらしい……君の中は、僕を強く締め付けたまま離そうとしない」

歌仙は律動を早め、己れも高みへと昇りつめていく。

「ん……くっ」

歌仙は小さく呻くと、歌仙は己の欲をひゅうがの中に放った。

「や、歌仙っ、あっ……あつい、ですっ」

歌仙の欲と想いが、ひゅうがの中を満たす。
ひゅうがはその身で歌仙の全てを受け止めると、歌仙を抱き締めた。