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秘密の同居人
第2章 しゃぼん玉
「んっ、んんっ……」
「ふぁっ……んっ……」
呼吸が上手く出来ない。
熱気のせいでただでさえ息苦しいのに、ハルに口を塞がれているせいで、脳に十分な酸素が運ばれない。
ハルの顔が離れていく──
やっと解放された────。
そう思ったのもつかの間、俺の口内に太くて熱い何かが突っ込まれた。
「んぐっ!!???」
「夏希……歯は立てちゃダメだよ?」
俺の頭をガシッと抑え、気持ちよさそうなハルの声が頭上から響く。
俺の口内には、熱くいきり立つハルのソレが突っ込まれていた。
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