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ネットで仲良くしていた腐男子は幼なじみでした。

第1章 オフ会、しません?


「ところでさ、このあと空いてるのか?」


と湊はいう。


私は「そりゃ、オフ会ついでにしましょうねってkanaさんとお約束したので空いてますよ?」

そういってちらりと湊の方をみると

「俺もてっきりロシェさんと遊ぶと思ってたんですけどね?」

そういうのでお互いに少し笑って


「オフ会どこでします?」

と私がいうと

「長時間するなら自宅が1番じゃねーか?」

と湊がいうので

「自宅でいっかー。どっちの自宅?」

といって湊をみると

少し悩んでから

「女の部屋に男が入るのってよろしくないよな?」

何て言うがつい先週私が帰ってきたら部屋に上がり込んでいたのは誰だ。


お前だろ。

そう内心思いながら

「ま、やばいと思うなら湊の部屋で。」


そういった。


そしてもと来た道を湊とたどった。


自宅までの道、


「「あのさ」」

お互い何かきこうとすると被る。


なので私は「先どうぞ」というと


「レディファースト。」

と湊はいう。。


なので「ではお言葉に甘えて。」

そういって話を続けて

「なんでオタクなこと隠してたの?」


そういうと湊は「お前も聞きたいこと同じかよ。」

頭をかきながらいうので


「私は湊と友好な関係のままにするために隠してた。ただそれだけ。」

そういった。
 

すると湊は「そうか。まぁいろいろあるよな。」

という。

なので私は「湊は?」


というと少し気まずそうに

「俺腐男子だし、わりと珍しくてなんつーかキモがられることもざらにある人種だろ?さすがに幼なじみのお前にキモがられるのは堪えるからな。」

そういうので


「私別に腐男子キモいとか思わないけどなー。」

と返すと

「だろうな。じゃないと会うとかいわねーだろ?」

という。


「そうねー。けど別に湊がどんな人間だろうと仲良くしてたよ?」

そんな話をしているといつのまにか湊の自宅についた。
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