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ネットで仲良くしていた腐男子は幼なじみでした。

第1章 オフ会、しません?


「今日親いねぇけどまぁゆっくりしてって。」

そう私に言って湊は家の鍵を開ける。


そして扉を開けて「どうぞ。」と私を先に家へと入れる。


先週も来ているのだが今日はいつもとはいろいろいつもと違うので少し緊張する。


私は「お邪魔しまーす。」そういって履いていたサンダルを脱ぎ玄関の端に揃えておく。


すると「俺なんか飲み物持っていくから先部屋いってて。お茶か、コーラか、オレンジジュース。どれがいい?」

というので私は

「おけ。えーと、コーラ!あ、コンビニキャンペーンのやつ待ち合わせ場所行く前にもらってきたからお菓子あるし食べよ?」

そういうと

「あ、あれもう始まってんだっけ。ま、わかった。」

と湊は言ってキッチンへと向かったので私は2階の湊の部屋へと向かった。


階段をあがって右に折れてすぐの扉。


その扉には湊の部屋とかいた札がかかっている。


私はそこの扉を開けて中へと入るとそこには見慣れた部屋が見れる。

部屋の真ん中に机があり私はその近くに座る。


しばらくすると階段を上がる音が聞こえ部屋の扉が開く。


「ん、コーラ。」

そういって湊は部屋にはいると机にコーラと自分の分のオレンジジュースをおく。


私は「ありがと。はい、これお菓子。一人じゃ食べれないから。」

そういうと手に持っていたコンビニの袋を机の上におく。


「お前、コラボ菓子も買ったのかよ。しかも五つって。くじにさらにこれって小遣いやばくないか?」

と湊はいうので

「このキーホの伊緒くんかわいいんだもん。でも、何ヶ月も前からアイプリのためにバイトしてたからそこまでお小遣いに困ってはないよ?」

そういうと

「ま、俺も似たようなもんだな。っつかこれまだ開けてねーのな?」

というので

「運試し。ってかさっきレートの合わない交換してもらっちゃったし一個あげるよ。好きなの持ってけー。」

そういうと

「いいのかよ。」


と湊はいうので

「オタク仲間は大事にしたいしね。どぞどぞ。」

そう答えた。


すると

「じゃあお言葉に甘えて。」

そういって袋の1番上に乗っていたコラボ菓子を湊は取った。
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