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ある晴れた日に。

第3章 3






「あだっあだだだだ!」

「いって!おりろ馬鹿!」



襖を開けると同時に流れ出てくる黒い制服の男達。

1番下には、やはり山崎の姿が。
その上に原田、篠原、総悟が寝そべる様に乗っていた。



「山崎てめぇ士道不覚悟で切腹だゴラァ!!」


「ひぃぃぃ!?副長っ!違うんですっ!
きちんと用事があって来たんですよぉっ!」


「ほぉ?お前の用事とは来客を盗み見る事だった訳だなぁ!?
そんな事してる暇があるなら仕事しやがれぇぇっ」


「こ、近藤先生っど、どうしましょっ」



土方が腰の真剣に手をかけるのを見たかえでは焦って
近藤に助けを求める様に窺うが近藤はいつも通りの光景に動揺すらない。



「トシー、その辺にしておいたらどうだ?
山崎も用事があったって言ってるじゃないか」


「用事だぁ?本当に用事があったかどうかが疑わしい。
なんの用だ言ってみろ、30文字以内で」


「ええっ!?そんないきなりっ!?
…えっと!万事屋の旦那がまた違反で捕まったんですがどうしましょう!」

「あぁん?万事屋だぁ?」





万 事 屋 …





かえではガタっと机に躓きながら立ち上がった。






(万事屋…旦那…男…。きっとそうだ。銀ちゃんだ。)





「お、おい一体どうし「銀ちゃんがいるんですかっ?」




既に土方に胸ぐらを捕まれ押し倒されている山崎を
更にマウントをとり問い詰めるかえで


いきなりの事に土方もぽかんとしてどうしていいのかわからなく


マウントとられた山崎にいたっては

あー、天使だー天使が降臨なさったー

と呟きながら惚けている。




「チッ…こうなったら自分でっ」






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