第5章 日向の乱
『ちょ、龍!!!』
菅「田中!プレッシャー駄目!!」
龍「?」
わたしとスガ先輩は頭を抱える。
これだから龍は…。
無意識のプレッシャーで日向がやられた。
日「がっがんがんびゃり…っトッ…トイレ行ってくるっ…」
龍「上の次は下か!忙しい奴だな!わははは!」
影「アイツ…また…!情けねぇ!!一発気合い入れて─」
『ちょ、ストップ!!』
追いかけようとした影山くんの腕にしがみつき、スガ先輩はエナメルバッグを掴み止めた。
影「ーーーっ?!///」
『そういうのが効くタイプと、そうじゃないのが居るでしょ?!』
影「や、やってみないとわかりませんよ!」
菅「田中!この単細胞抑えろ!」
龍「オス!」
『と、とりあえず、体育館行きましょ!!』
そう言って、気持ちをそっちにもっていく。
とりあえずわたしたちは第3体育館に向かい歩き出した。