第1章 はじまり
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『ほんと嬉しすぎる。リカと一緒なんて…!あ、夕も一緒で嬉しいよ』
夕「そうかそうか!ならいい!!」
そんなこと話してると、項垂れた龍が帰ってきた。
龍「オレ…1組だった…」
『あら!…で、わたし何組?』
リカ・夕「「3組!!」」
龍は更にガクンと項垂れた。
それから龍を慰めながら教室へ向かう。
1組の前で別れて、3人で3組へ。
後ろに龍の視線を感じながら…
黒板に貼ってある席を見てみると、リカとは離れたものの隣には夕の名前が。
ホッと一息つく。
『夕、隣みたいだねー』
夕「おう!よろしくなー♬」