第14章 ネコ 対 ヒナガラス
烏「まぁ、影山のことは置いといて。音駒の安定したあのレシーブがあるからあまり目立たないんだろ」
潔「そういえば全部綺麗にセッターの頭上に返ってきてますよね」
烏「そうだろ。あのレシーブがあるから向こうのセッターは本領を発揮できてるんじゃないか?」
菅「あー、うちだとレシーブ崩れても力尽くで何とかしちゃうからなー、影山が」
みんなで影山くんを眺める。
『うーん…こういうこと、か?“影山くんが圧倒的才能でドタバタのチームを繋ぐのが烏野”なら“研磨くんを全員のレシーブ力で支えるのが音駒”?』
烏「お!上手いじゃねーか!ま、そういうことだ」