第14章 ネコ 対 ヒナガラス

みんながコートに戻って行く。
わたしとスガ先輩はその様子を静かに見てた。

菅「これから試合が動くかもな」

試合が始まる。
スガ先輩が言ってたように、タイムアウト後は音駒にどんどん点を取られて行った。

武「…うーん…それにしても目立たないですね…」

烏「？あン？」

武「音駒のセッター君の話です。何か凄いことやってるのかもしれないけど、見ててもよくわからない…」

『確かに。影山くんは明らか“なんか凄そう！”オーラ出てますもんね』