第11章 合宿3日目
『はぁ…気持ちよかったー!』
濡れた髪をタオルドライしながら廊下に出る。
首にタオルをかけて歩いていると、またまた大地先輩にばったりあった。
大「ーーっ…!」
『?大地先輩?』
大地先輩はほんのり赤い顔してわたしをみてる。
『??のぼせちゃったんですか?』
大「あ、いや…大丈夫。それより、こっちおいで」
手招きされて後をついていく。
外に出ると大地先輩は「はい、これ」と目の前にアイスを出した。
『パピコだ!』
大「いつも頑張ってるご褒美。他のやつらにはナイショな!」
『うれしい!ありがとうございます』
大地先輩はパキッと半分こして渡してくれた。
2人で近くのベンチに座る。