第9章 GW合宿スタート
しばらくすると部屋がざわつく。
顔を上げると出入り口には風呂上がりの神山。
「あ、こっち。俺の隣」
呼ぶとにこーっと笑ってこっちへくる。
『旭先輩の隣なら安心!よかった!夕と龍の隣じゃなくて!』
龍「オイ!どういうことだよ!」
『えー、だってウルサイもん」
それを聞き月島が笑う。
田中は月島にオイコラやら なんやら言い始めたのを大地が止める。
そんなやりとりを見てみんなが笑っていた。
神山も笑いながら俺の隣の布団に座り、頭をゴシゴシ拭き始める。
「ん?髪乾かしてこなかったのか?」
『実はドライヤー忘れて…去年先輩に借りてたなぁとかさっき思い出して』
「あ。俺あるぞ。使うか?」