第1章 はじまり
無事買い出しを終え、体育館へ戻ると、
体育館の外にはさっきの1年生2人組が言い合っていた。
『ただいまでーす』
澤「ありがとな、神山」
澤村先輩が爽やか笑顔でこちらに来る。
『あの、あの子たちどうしたんですか?』
チラッと外に目を向ける。
澤「あー、あいつらな…」
菅「大地が“チームメイトだって自覚するまで部活には一切参加させない!”って追い出したんだよ」
『なるほど…』
2人のことを気にしながらもわたしはマネージャーの仕事をする。
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澤「お疲れした!!」
「「「「したーーーっ!」」」」
挨拶の後片付けが始まる。
部活中、外を覗きに行こうかと思ってたけど、バタバタしてて見に行けなかった。