第6章 威嚇祭り
澤「うちのマネージャーが色々迷惑をかけたようで。ありがとうございました」
大地先輩はにこやかに笑って岩泉さんを見る。
大地先輩…ちょっと黒いオーラが見えるのはわたしだけ?
岩「いや、基本迷惑をかけてるのは、こいつだから…申し訳ない。後できつく言っておく。」
澤「……では、時間なので失礼します」
大地先輩はみんなに「行くぞ」と声をかけて歩き出す。
岩「あ、おい」
わたしもついていこうとしたら手を引っ張られた。
『?』
岩「あ…昨日のコンビニ…よく行くのか?」
『昨日はたまたまなんです。よく行くのはどっちかっていうと地元の駅のコンビニ…かなぁ?岩泉さんは…』
岩「俺もたまたま…つーか、岩ちゃんでいい。敬語もいらねーよ。」
『ふふっ…りょーかい!』
日「香さーーん!」
『はぁーい!今行く!じゃあ岩ちゃんまた!』
岩「おう。」
わたしは手を振ってパタパタと走った。