第6章 威嚇祭り
蛍「?」
笛が鳴り、及川さんがボールを放つ。
ドギュッ
ボールは、蛍に向かっていく。
ゴッ
蛍「ーっ!」
ガガン!!
すごい音をさせながらボールは斜め後ろのギャラリーにぶち当たった。
武「い"っ…⁉︎なんつー威力…!!?!」
『へぇ…ほんとにすごいんだ…』
独り言のように呟くと、聞いていたスガ先輩が口を開く。
菅「及川は青城の主将だしね」
『あ、そうなんですか!主将…』
徹「…うんやっぱり。途中見てたけど…6番のキミと5番のキミ。レシーブ苦手でしょ?1年生かな?」
また同じように蛍を指差しサーブを打つ。
蛍は受けようとするも威力が強くてまともに返せない。
あと1点なのに…