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【イケメン戦国】僕は恋なんてしない!

第12章 次は世話焼きの……秀吉さん!




〜朝〜



『すぅ……すぅ……。』




気持ちよく寝ていた僕のところへ、
ある人が起こしに来た、それは……。




秀吉『朝日、朝だぞ。』







起きろー!と、襖越しに聞こえる。
あぁ、そうだ。確か秀吉さんがきたら……






蒼『秀吉様、おはようございます。』


秀吉『あぁ、おはよう。
朝日の部屋に入っても大丈夫か?』


蒼『はい、朝日様が良いと仰っていました。』


秀吉『わかった、ありがとうな』


蒼『い、いえっ!』





ん、今の話のやり取り、秀吉さんは蒼ちゃんの頭撫でたな。





スッ……(襖が開き)






秀吉『朝日、朝だぞ!
起きないと朝餉に間に合わなくなる』


『んぅ、起きてますよー……。』


秀吉『身体を起こせ、自然と目も覚めるぞ?』


『やぁ、です……。』


秀吉『あのなー……』






起きる起きないのやり取りをして10分。
ようやく僕は起きることができた。







『ふわぁ〜……!
ねむ、んぅ〜……っ!』


秀吉『ほら、着替えてこい。
俺は廊下にいるから。』


『はーい。』






のそのそと寝衣から着替え、秀吉の元へ行く。
今日の朝餉は何かなー……?とか考えながら






スッ……(襖が開き)






秀吉『お、着替え終わったか?』


『着替え終わりました。』


秀吉『よし!
広間に行くか、今日の朝餉は美味しいぞ!』


『美味しいのですか?やった!』







今日の朝餉が美味しいと聞いて、嬉しくなった。
だって秀吉も本当に嬉しそうに言うから






『早く行きましょう!秀吉さん!』


秀吉『そんなに引っ張らなくても、朝餉は逃げたりしないぞ?』




走ったりしたらダメだ、と秀吉が一言付け加えた。
あれ?バレてた?(苦笑)





『走っちゃうのバレてました?』


秀吉『あぁ、バレてるぞ?』


『じゃあ、走れませんね。』


秀吉『そうだな。』












ゆっくりと広間まで歩いていった。
こんな日も悪くないな。



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