第11章 最初は政宗から?
『それで、家康さ……。家康。
僕はここでも構わないんだけど、部屋の方がいいかな?』
家康『当たり前でしょ、此処で診てたら
あんたの身体、他の奴らに見られるでしょ。』
呆れたように言ってる家康だけど、
心配してる?それとも……
政宗『お前に気を使ってんだよ。
それに、朝日の身体をこいつらに見せるつもりはねぇ。』
『そうですか、政宗さんがそう仰るなら。』
信長『朝日、貴様の背の傷はまだ治らんのか?』
『信長様、聞いていたのですか?』
信長『聞こえるからな。
俺も付き添うとしよう。』
秀吉『信長様!昼餉が済んだ後には政務が……!』
信長『秀吉、後にしろ。
貴様は気にならんのか?』
秀吉『気になりますが……』
信長『貴様は背の傷に関しては深く関係してるだろう。政務などは後にしろ。』
秀吉『はっ!』
『あはは、申し訳なくなりますね。』
政宗『気にすることないだろ?』
『んー、はい。そうですね。』
家康『はぁ……。
どうでもいいけど、朝日は自分の部屋に居て。
直ぐに行くから。』
『うん、わかった。
政宗さんは……』
政宗『俺は着いてく。』
『あ、はい。』
信長『俺も行くぞ。』
秀吉『俺も行きます!』
『構いませんよ、僕はみられても気にしないので。』
そして、各々移動することに。
広間にいる三成と光秀は、信長の代わりに政務を
片付けることに……
まぁ、その後は……
僕の背を家康が診てくれた。
部屋に信長達が(三成と光秀除く)、僕の背の傷をみて触ろうとしてきたところを思い切り逃げたとさ。